AIを使った学習ツールが次々と登場していますが、その中でも特に学生から注目されているのが「令和ノート」です。

今回は、
令和ノートとは何なのか、使い方や無料版と有料版の違い
について調査していきます。
令和ノートとは?


「令和ノート」は、授業や講義の音声を録音し、それをAIが自動でテキスト化・要約し、学習用のノートとして整理してくれるアプリです。
特に大学生のユーザーが増えており、
といった声が多く、人気が急上昇しています。
令和ノートを開発したのは大学生
【リリースから1週間でApp Store2位】
初めまして!
令和ノートというアプリを開発した、もぐもぐです。この度、Xにも発信の場を広げていければと思い、アカウントを開設させていただきましたので、軽く自己紹介させていただきます!
・年齢:22歳大学生
・個人開発歴:1年… pic.twitter.com/PWi7cZMeM7— もぐもぐ@令和ノート開発者 (@moumogu_chaan) November 22, 2025
個人開発歴は1年ながらも「令和ノート」「Pic Pic」「令和のメモ帳」「loveU」などのアプリを開発しています。



令和ノートの4つの主な機能
令和ノートの4つの主な機能を紹介します。
①バックグラウンド録音で授業を丸ごと保存
令和ノートはスマホを机に出さなくても、カバンの中に入れたまま録音できるのが大きなメリットです。
雑音が少なく、クリアな音質で長時間録音でき、クラウド保存にも対応しています。
②AIによる自動文字起こし&要約
令和ノートでは、録音した授業をAIが自動でテキスト化してくれます。
さらに、膨大な内容の中から重要なポイントを抽出して要約してくれます。
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1時間の講義を全部聞き返す必要がない
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重要箇所だけまとめてくれる
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リアルタイム文字起こしも可能で、後からピンポイントで再生できる
特に板書を写すのが苦手、聞き逃しが多いという学生にとっては革命的な機能です。
③配布資料・黒板写真の一元管理
令和ノートではプリントや黒板の写真を取り込むと、OCRで文字を認識し検索可能になります。
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どの授業のどの資料か整理しやすい
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キーワード検索で欲しい情報がすぐ見つかる
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タグ管理で散らかりがちな資料をスッキリ整理
授業の情報をすべてアプリひとつにまとめられるのが魅力です。



④AIチャットで疑問を即解決
令和ノートでは、授業内容や取り込んだ資料を元に、AIが先生のように質問に答えてくれます。
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「この専門用語をやさしく説明して」
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「この分野のテスト用クイズを作って」
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「要点だけまとめ直して」
まさに自分専用の家庭教師として利用できます。
無料版と有料版の違い
令和ノートには無料版と有料版があり、無料版には次のような制限があります。
無料版の主な制限
録音時間の制限
例:月間の録音時間が限られる/1回の録音時間に上限
→ 90分の講義は無料枠では収まらないことも多い
AI機能の使用回数の制限
要約やクイズ生成などは1日の利用回数に制限あり
ストレージ容量の制限
長時間録音を保存しているとすぐに上限へ
有料版のメリット
令和ノートの有料版は月額980〜1,280円程度です。
キャンペーンによって変動があるようです。
有料版のメリットは以下の通りです。
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録音時間の大幅増加
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AI機能の制限解除
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精度向上・快適な同期
テスト前だけ1ヶ月課金する学生も多いようです。
令和ノートは大学で禁止?利用時に必ず気をつけるべき注意点
大学ごとに令和ノートが禁止かどうかは違うようです。
禁止する理由として多いのは、著作権・授業内容の外部流出・学生のプライバシー保護などです。
令和ノートのようにAIで文字起こしができ、さらに要約・資料化できるツールは、授業の内容がほぼ丸ごとデジタル化できるため、大学側が慎重になるのは当然とも言えます。
利用時に気を付けるポイントは以下の通りです。
①大学や先生の許可が必要
授業は教員が作成した「著作物」です。
そのため、録音するには 著作権者の許可 が必要です。
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授業の録音を黙って行う
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教員に「あとで見せてください」と言われない限り、録音データを勝手に保存し続ける
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友達に録音データを配る
これらは、大学の規則だけでなく 著作権法上も問題 になる場合があるようです。
大学によっては、次のように線引きされています。
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講義形式(教員の話中心) → 許可が必要
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学生同士のディスカッションがある授業 → 原則禁止
(学生の個人情報や意見が録音されるため)
ですので、必ずシラバス・学生便覧・教員への確認のいずれかでルールをチェックしましょう。
②個人利用にとどめる
これは令和ノートに限らず、どの録音アプリにも当てはまります。
録音したデータや文字起こし内容を、以下のように共有するのはNGとなる可能性は高いです。
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友達のグループLINEに送る
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SNS(XやTikTok)に投稿する
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Googleドライブでファイルを渡す
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サークルで「テスト対策用」に配布する
これらはすべて 著作権侵害または学内規則違反 になる可能性が高いです。
「音声そのままじゃないから大丈夫でしょ?」と考える人がいますが、要約内容も授業内容をもとに作られたものなので、教材の二次的著作物と判断されることがあるようです。
③プライバシーとデータ管理の確認
令和ノートのようなAIアプリは、録音データをサーバーにアップロードして処理します。
つまり、録音した音声がアプリ運営側のサーバーに一度保存されるということです。
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どこに保存されるか(国内 or 海外)
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消去できるか(退会時に確実に削除できるか)
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第三者へ提供される可能性があるか
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AIの学習データとして使われるのか
利用規約やプライバシーポリシーに「録音データは学習目的に利用する場合があります」といった文言がないか必ず確認しましょう。
授業内容は著作物であり、学生の声も個人情報です。
慎重に扱う必要があります。
まとめ
令和ノートは、うまく活用すれば学習効率を劇的に上げてくれる令和の神ツールです。
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ノート取りの負担が減る
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復習の時間を短縮できる
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AIが理解をサポートしてくれる
一方で、学校のルールや著作権に配慮しながら使うことが大切です。
便利なツールを上手に活用して、学びの質をどんどん高めていきましょう!







