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令和ノートとは?開発したのは大学生!禁止している大学もある?

AIを使った学習ツールが次々と登場していますが、その中でも特に学生から注目されているのが「令和ノート」です。

令和ノートって一体何?

今回は、

令和ノートとは何なのか、使い方や無料版と有料版の違い

について調査していきます。

目次

令和ノートとは?

「令和ノート」は、授業や講義の音声を録音し、それをAIが自動でテキスト化・要約し、学習用のノートとして整理してくれるアプリです。

特に大学生のユーザーが増えており、

ノートを取る負担が減って理解に集中できる
要点を自動でまとめてくれるので復習が早い

といった声が多く、人気が急上昇しています。

令和ノートを開発したのは大学生

令和ノートを開発したのは、22歳の現役大学生です。

個人開発歴は1年ながらも「令和ノート」「Pic Pic」「令和のメモ帳」「loveU」などのアプリを開発しています。

令和ノートはApp Atoreで2位になっています

令和ノートの4つの主な機能

令和ノートの4つの主な機能を紹介します。

①バックグラウンド録音で授業を丸ごと保存

令和ノートの4つの主な機能1つ目は【バックグラウンド録音で授業を丸ごと保存】です。

令和ノートはスマホを机に出さなくても、カバンの中に入れたまま録音できるのが大きなメリットです。

雑音が少なく、クリアな音質で長時間録音でき、クラウド保存にも対応しています。

②AIによる自動文字起こし&要約

令和ノートの4つの主な機能2つ目は【AIによる自動文字起こし&要約】です。

令和ノートでは、録音した授業をAIが自動でテキスト化してくれます。

さらに、膨大な内容の中から重要なポイントを抽出して要約してくれます。

  • 1時間の講義を全部聞き返す必要がない

  • 重要箇所だけまとめてくれる

  • リアルタイム文字起こしも可能で、後からピンポイントで再生できる

特に板書を写すのが苦手、聞き逃しが多いという学生にとっては革命的な機能です。

③配布資料・黒板写真の一元管理

令和ノートの4つの主な機能3つ目は【配布資料・黒板写真の一元管理】です。

令和ノートではプリントや黒板の写真を取り込むと、OCRで文字を認識し検索可能になります。

  • どの授業のどの資料か整理しやすい

  • キーワード検索で欲しい情報がすぐ見つかる

  • タグ管理で散らかりがちな資料をスッキリ整理

授業の情報をすべてアプリひとつにまとめられるのが魅力です。

資料をわざわざ探す手間も省けて勉強効率が上がりそうですね

④AIチャットで疑問を即解決

令和ノートの4つの主な機能4つ目は【AIチャットで疑問を即解決】です。

令和ノートでは、授業内容や取り込んだ資料を元に、AIが先生のように質問に答えてくれます。

  • 「この専門用語をやさしく説明して」

  • 「この分野のテスト用クイズを作って」

  • 「要点だけまとめ直して」

まさに自分専用の家庭教師として利用できます。

無料版と有料版の違い

令和ノートには無料版と有料版があり、無料版には次のような制限があります。

無料版の主な制限

録音時間の制限

 例:月間の録音時間が限られる/1回の録音時間に上限

 → 90分の講義は無料枠では収まらないことも多い

AI機能の使用回数の制限

 要約やクイズ生成などは1日の利用回数に制限あり

ストレージ容量の制限

 長時間録音を保存しているとすぐに上限へ

有料版のメリット

令和ノートの有料版は月額980〜1,280円程度です。

キャンペーンによって変動があるようです。

有料版のメリットは以下の通りです。

  • 録音時間の大幅増加

  • AI機能の制限解除

  • 精度向上・快適な同期

テスト前だけ1ヶ月課金する学生も多いようです。

令和ノートは大学で禁止?利用時に必ず気をつけるべき注意点

大学ごとに令和ノートが禁止かどうかは違うようです。

禁止する理由として多いのは、著作権・授業内容の外部流出・学生のプライバシー保護などです。

令和ノートのようにAIで文字起こしができ、さらに要約・資料化できるツールは、授業の内容がほぼ丸ごとデジタル化できるため、大学側が慎重になるのは当然とも言えます。

利用時に気を付けるポイントは以下の通りです。

①大学や先生の許可が必要

授業は教員が作成した「著作物」です。

そのため、録音するには 著作権者の許可 が必要です。

  • 授業の録音を黙って行う

  • 教員に「あとで見せてください」と言われない限り、録音データを勝手に保存し続ける

  • 友達に録音データを配る

これらは、大学の規則だけでなく 著作権法上も問題 になる場合があるようです。

大学によっては、次のように線引きされています。

  • 講義形式(教員の話中心) → 許可が必要

  • 学生同士のディスカッションがある授業 → 原則禁止

    (学生の個人情報や意見が録音されるため)

ですので、必ずシラバス・学生便覧・教員への確認のいずれかでルールをチェックしましょう。

②個人利用にとどめる

これは令和ノートに限らず、どの録音アプリにも当てはまります。

録音したデータや文字起こし内容を、以下のように共有するのはNGとなる可能性は高いです。

  • 友達のグループLINEに送る

  • SNS(XやTikTok)に投稿する

  • Googleドライブでファイルを渡す

  • サークルで「テスト対策用」に配布する

これらはすべて 著作権侵害または学内規則違反 になる可能性が高いです。

「音声そのままじゃないから大丈夫でしょ?」と考える人がいますが、要約内容も授業内容をもとに作られたものなので、教材の二次的著作物と判断されることがあるようです。

③プライバシーとデータ管理の確認

令和ノートのようなAIアプリは、録音データをサーバーにアップロードして処理します。

つまり、録音した音声がアプリ運営側のサーバーに一度保存されるということです。

  1. どこに保存されるか(国内 or 海外)

  2. 消去できるか(退会時に確実に削除できるか)

  3. 第三者へ提供される可能性があるか

  4. AIの学習データとして使われるのか

利用規約やプライバシーポリシーに「録音データは学習目的に利用する場合があります」といった文言がないか必ず確認しましょう。

授業内容は著作物であり、学生の声も個人情報です。

慎重に扱う必要があります。

まとめ

令和ノートは、うまく活用すれば学習効率を劇的に上げてくれる令和の神ツールです。

  • ノート取りの負担が減る

  • 復習の時間を短縮できる

  • AIが理解をサポートしてくれる

一方で、学校のルールや著作権に配慮しながら使うことが大切です。

便利なツールを上手に活用して、学びの質をどんどん高めていきましょう!

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