X(旧Twitter)に最近追加された「あなたが住んでいる国を表示する機能」。
しかし、国名の横に盾マークが付き、「国または地域は正確でない可能性があります」と表示されることがあり、不安に感じるユーザーも少なくありません。

今回は、
Xで国表示に出る盾マークとは?意味・原因・対処法
について調査していきます。
盾マークが出てもアカウントに問題はない
盾マークは「国判定の精度が100%ではない」というだけの表示のようです。
まず最も重要な点として、盾マークは警告ではなく補足情報です。
Xはユーザーの国情報を
- IPアドレス
- 端末の設定(タイムゾーン、言語など)
- 通信経路
など複数のデータから自動判定しています。
この複数の情報が完全に一致しなかった場合、「正確じゃない可能性があります」という一言を添えるために盾マークが付きます。
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アカウントの評価は下がらない
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利用制限(シャドウバン等)は起きない
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他のユーザーから不審に見られることもない
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セキュリティが低下することもない
ただお知らせとして付いているだけと考えて問題ありません。
盾マークが付く主な原因


不具合やユーザーのミスではなく、以下のようなよくあることで簡単に表示されます。
- IPアドレスの誤差
- 端末設定との不一致
- X側のシステム更新や誤判定



盾マークが付く主な原因①:IPアドレスの誤差
盾マークが付く主な原因1つ目は【IPアドレスの誤差】です。
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公共Wi-Fi
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企業ネットワーク
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マンション共有回線
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格安SIM(海外経路を通ることがある)
などは、IP位置情報判定が不安定になることがあります。
VPNを使っていなくても、勝手に海外経由になるケースがあるようです。
盾マークが付く主な原因②:端末設定との不一致
盾マークが付く主な原因2つ目は【端末設定との不一致】です。
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タイムゾーンが日本以外
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旅行後に戻すのを忘れた
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言語設定が英語・その他
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位置情報サービスOFF
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機種変更後の設定引き継ぎのズレ
これらが複合すると、X側の判定に矛盾が生じることがあります。
盾マークが付く主な原因③:X側のシステム更新や誤判定
盾マークが付く主な原因3つ目は【X側のシステム更新や誤判定】です。
実はこれがかなり多い原因です。
Xは位置情報判定システムを随時アップデートしているため、データベース更新のタイミングで一時的に誤差が増えることがあります。
ユーザーが何もしていなくても「今日突然出た」というのは、システム更新によるものが多いです。
それでも気になる場合のチェックポイント
完全に無視して問題ありませんが、どうしても気になる場合は次を確認すると改善する場合があります。
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端末のタイムゾーンが日本(GMT+9)になっているか
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端末の言語設定が日本語になっているか
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Xアプリの位置情報許可を「オン」にしているか



公共Wi-Fiを自宅Wi-Fiやモバイル回線に切り替えたり、VPNアプリがバックグラウンドで動いていないか確認されると良いでしょう。
それでも消えない場合は、X側の判定誤差である可能性が高いので放置で大丈夫だと思います。



逆に注意したほうがいいケース
盾マーク単体では問題ありませんが、以下が同時に起きている場合は念のため確認を。
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覚えのない外国からのログイン通知
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パスワードが勝手に変更された
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DMが勝手に送られている
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不審なアプリ連携が増えている
この場合は、
- パスワード変更
- 二段階認証再設定
を行った方がいい可能性があります。
まとめ
盾マークは警告ではありません。
ほとんどの場合、通信や端末設定などの軽いズレが原因です。
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アカウントに不利益なし
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セキュリティ問題なし
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利用制限なし
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そのまま使って問題なし
安心して使い続けてください。







